【スマートホーム4年】使って見えてきたデメリット7選

 

スマートホームの情報を調べていると

「いいことばかり言って、実際のところあんまり使えないんじゃないの?」

と思いたくなること、ありませんか?

 

そこで、この記事ではスマートホーム化歴4年以上の私が感じた【スマートホーム化のデメリット】をお伝えします!

今まさに購入を悩んでいる方はどういう点がデメリットなのか、しっかりと理解したうえで購入検討してみてください。

 

簡単な自己紹介

大手化粧品会社でデジタルトランスフォーメーションによって業務自動化を推進するかたわら、自宅の自動化も推進。

かれこれ4年以上、SwitchBotなどのスマートホームデバイスを駆使して快適な自宅環境を構築しています。

 

この記事はこんな方におすすめです。

  • スマートホーム化しようか悩んでいる
  • スマートホーム化によるデメリットを知りたい

 

それでは本編に参ります。

スマートホーム化のデメリット7個

早速ですが私が実際に感じたデメリットを7つ紹介していきます。

1:お金がかかる

スマートホーム化しようと思うと、当然ですが各種デバイスの購入にお金がかかってしまいます。

スマートホーム化の第一歩としてスマートリモコンの購入をオススメしているのですが、これだけでも5,000円ほどします。

さらに、声で操作するためにアレクサなどの音声アシスタント、カーテンの自動化にスマートカーテン

といったように、機能ごとにスマートデバイスを購入する必要があるのでその分支出がかさみます。

快適になるのが嬉しくてつい買っちゃうんですよね。

家族みんなが快適になるので何とか支出を許してもらっています(笑

まずはスマートリモコンだけ購入して試してみて、より快適にしたいと感じたらそのデバイスだけ購入するのがオススメです。

2:設定に時間がかかる

これは特に導入初期に起こるデメリットです。

スマートホームの設定は

『スマートフォン』 ⇔ 『スマートリモコン』 ⇔ 『スマートホームデバイス』

これらを連携していく作業になります。

スマホアプリをいじっていくことになるので基本的には指示に従えばいいだけなのですが、やはり初めての場合は手間取ることが多いと思います。

一回設定できてしまえば後で変更するようなこともないので、最初だけ乗り越えられればOKです

3:2人以上の暮らしでのオートメーション設定が難しい

オートメーションとは、時間や温度などをトリガーにして家電やデバイスの操作を自動で実行することを指します。

一人暮らしの場合は自分の好きな設定にすればいいのですが、家族など一緒に住む人がいる場合は色々と制約が出てしまいます。

たとえばこんな状況です

シーン:夏に帰宅したらすぐに扇風機をONにしたい

設定:帰宅を検知したら自動で扇風機をONにする

 

一人暮らしの場合】すぐに扇風機にあたれて快適

家族がいる場合】想定外のタイミングで扇風機が稼働して迷惑

私はこれで机の上に置いていた紙を吹き飛ばしてしまいました…

それでも私は10個くらいオートメーションを設定しているのですが、一人暮らしならもっと色々できそうと思うこともあります。

4:想定外のタイミングでONになる

これは先ほどのオートメーション設定と関連するデメリットです。

先ほどもお伝えしたように、オートメーションは時間や温度などをトリガーにして自動で家電やデバイスを操作するものです。

1個や2個くらいのオートメーションであれば管理も行き届きますが、複数設定していると思いがけないタイミングでトリガーがONになってしまうことがあります。

深夜に暖房がONになってしまい朝までそのままだったことがあります。

電気代と引き換えに部屋が暖かくてとても快適でした…

 

“オートメーションを設定していないのに勝手にONにする” といった誤作動が起きる訳ではないので、その点はご安心ください。

5:うまく反応しないことがある

テレビやエアコンなど、通常の赤外線リモコンを使っていてもうまく反応してくれないことがありますよね。

同じことがスマートホームデバイスでも生じます。

 

外出先からクーラーをONにして、帰宅時すぐに涼もうと思っていたらクーラーがONになっていなかったことが3度くらい起こっています

以下の対応をすることで、このようなトラブルを回避することができます。

  • スマートリモコンと家電の間に障害物がない場所にスマートリモコンを設置する
  • アプリからONのボタンや、ONに相当するボタンを何度か押す
  • ONの操作をしてから数分後に部屋の温度を確認する
  • 赤外線が遠くまで届くスマートリモコンを購入する

Nature remoの場合、Nature remo mini 2 Premiumが最も赤外線の範囲が広いです。

SwitchBotの場合、SwitchBotハブ2が最も赤外線の範囲が広いです。

6:座りっぱなしになる

スマートホーム化が進んでくると、テレビ、ライト、カーテン、エアコンなどほとんどが声やスマホで操作できるようになります。

とても便利で快適なのですが、ソファーから立ち上がる用事がトイレくらいになるので、本当に座りっぱなしになってしまうというデメリットがあります。

アレクサに2時間おきにリマインドしてもらう設定にすると忘れずに済みます

7:専用の電池が必要

スマートホームデバイスは手のひらに収まるサイズのものもあり、それらは単四電池より小さい電池が必要です。

Qrio LockやSwitchBotロックなどのスマートロックデバイスではCR123Aという規格

SwitchBotボットではCR2という規格

の電池を使います。

日常生活であまり使うことがない電池なので、デバイス買い替え時に不要になったり、買える店が限られるというデメリットがあります。

 

ちなみに、私はアマゾンでこちらの商品を定期的に購入しています。

値段がお手頃で電池持ちもいいです。

スマートホーム化のメリット

ここまででスマートホーム化によるデメリットを紹介してきました。

しかし、4年以上使っていることからわかるように、個人的にはデメリットよりメリットの方が大きいと思っています。

なので、最後に少しだけスマートホーム化のメリットを紹介させてください

日々の小さな“面倒”がなくなる

これが全てと言っても過言ではないです。

  • 帰宅時に鍵が勝手に開くので、両手がふさがっていてもすぐに家に入れる
  • 外出先からクーラーを付けられるので、家に帰ってすぐ涼しい
  • 声だけでテレビのチャンネルや音量が操作出来て楽
  • 「アレクサ、おやすみ」の一言でライトやエアコン、テレビなど複数の家電を全部OFFにしてくれる

などなど他にもありますが、日々の小さな面倒がなくなるので本当に快適になります。

執事が身の回りの世話をしてくれるように、自分のやりたいことだけに集中できますよ!

家族がいる場合は1回の設定で全員が恩恵を受けられる

デメリットのところでは、2人以上で暮らしている場合は設定が困難になるという話をしました。

しかし困難な分、設定さえ完了すれば家族全員がその恩恵を受けることができるというメリットがあります。

今までは手間だった「テレビのリモコン取ってー」などのやり取りを、各自のスマホや声での操作で完結できるようになります。

また、小さいお子さんがいる家庭ではスマートロックで帰宅時間などの履歴を確認できるので、外出先でも安心して用事を済ませることができます。

スマートホーム化のデメリット・メリットまとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事ではスマートホーム化のデメリットをメインに紹介してきました。

ここまで読んで、「デメリットよりもメリットも大きそうだからスマートホーム化を進めよう!」という方は、最初にスマートリモコンを試してみるのがオススメです

私は主にSwitchBotハブミニを使っていますが、反応しないということもなく快適に使えています。

ぜひ生活をより快適にしてください。

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