【SwitchBotロック/ロックPro比較】8つのポイントで違いを解説

 

「SwitchBotロックが欲しいけど、通常版とPro版どっちがいいの?」

「とりあえずProを買っておけば安心?」

家のカギに後付けで自動化できてとても便利なスマートロック。でも、いろいろな種類があってどれを買うべきか悩む方も多いと思います。

どんな人にどっちがオススメか結論を先にお伝えします。

  • とにかく面倒なことを避けたい人・・・SwitchBotロックPro
  • 1秒でも早く解錠したい人・・・SwitchBotロック

この記事では、SwitchBotロック/ロックProの機能・スペックを比較しています。その上で、なぜ上記のようにオススメできるのかを紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 
 

この記事はこんな方におすすめです。

・スマートロック導入を検討している方

・SwitchBotロック/ロックProどっちがいいかわからない方

・SwitchBotロック/ロックPro機能の違いを知りたい方

それでは本編に参ります。

SwitchBot社のスマートロック

アプリ操作や指紋認証で鍵を自動操作してくれるスマートロック。そんなスマートロックは各社から色んなタイプが発売されています。

中でも、スマートホーム化デバイスの先駆けとなるSwitchBot社からは2種類のスマートロックが発売されています。

SwitchBotロック / ロックPro

SwitchBotロックとロックProの比較画像

商品名の通り、SwitchBotロックの機能をもとに、ロックProではより便利な機能が搭載されています。

基本的な機能を使う分にはこれらの製品を買って取り付けるだけですぐに使用できます。

拡張デバイス(SwitchBot指紋認証パッド / キーパッド)

SwitchBotロックのみではスマホを使ってアプリから鍵を開ける必要があります。

しかし、子どもがいてスマホを持っていないなど、家族みんながSwitchBotロックの恩恵を受けられない場合があります。

その際は拡張デバイスを購入することでスマホなしでも操作できるようになります。具体的には

拡張デバイス
  • SwitchBotキーパッド・・・暗証番号 / カードキー
  • SwitchBot指紋認証パッド・・・暗証番号 / カードキー / 指紋認証

といった方法で開けることができます。

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スイッチボット(SwitchBot)

【機能比較】SwitchBotロック / SwitchBotロックPro

比較表

項目SwitchBotロック SwitchBotロックPro
価格11,980円(税込)15,980円(税込)
設置できる
鍵の種類
3種類のアダプター
多くの鍵に対応
無段階可変構造
約99%の鍵に対応
電池CR123Aー2本
約180日持続
単三電池ー4本
約270日持続
低バッテリー
対応
・電池交換をリマインド・電池交換をリマインド
・微電流解錠機能で電池切れでも解錠可
サイズ111.6 x 59 x 73.2 mm120 x 59 x 83.9 mm
素材プラスチックアルミニウム合金
手動操作ツマミを回すワンタッチ
遠隔操作可能
(SwitchBotハブ製品が必要)
可能
(SwitchBotハブ製品が必要)

設置できる鍵の種類

SwitchBotロック / ロックProはどちらも鍵のツマミを挟んで設置するため、対応している鍵に限りがあります。

SwitchBotロック

SwitchBotロックにはアダプターが3つ同梱されています。

Switchbotロックにはアダプターが3つ付属

(引用:SwitchBot公式サイト

これらから適切なサイズのアダプターを用いて鍵のツマミを挟み込むように設置します。

ある程度の種類の鍵をカバーできますが、形が変わったタイプのものには対応できません(こちらから対応できる鍵の型番を確認できます)。

一部のカギは専用のホルダーを購入することで使えるようになります(SwitchBot ロック用特殊サムターンホルダー

SwitchBotロックPro

SwitchBotロックProではアダプターがなくなり、代わりに鍵のツマミを挟む部分が可動するようになりました。これにより、対応できる鍵の種類が増えました。

SwitchBotロックProは鍵を挟む部分が可動

(引用:SwitchBot公式サイト

約99%の鍵に対応できますが、珍しいタイプの鍵には対応していません。(設置可否は公式サイトから確認できます)

ちなみに、設置できない鍵というのは下図のような『押し込んで施錠するタイプ』などです。

対応していない鍵の例

どちらもよくあるタイプの鍵には対応しているので安心ですね

電池

SwitchBotロック / ロックPro どちらも電池で動きます。

項目 SwitchBotロック SwitchBotロックPro
電池の種類CR123A単三電池
必要本数2本4本
持続期間約180日約270日
1年あたりのコスト約430円約200円
電池についての比較

※Amazonブランドの電池で計算

SwitchBotロック用のCR123A電池は少し高価なのでロックProより1年あたりのコストがかかってしまいます。

低バッテリー対応

通知

SwitchBotロック / ロックPro どちらも、電池残量が20%を切っている場合アラートが出ます。なので、アラートを聞いて電池を交換すれば「電池切れで鍵が開かない!」なんてことを回避できます。

アラートの種類
  • アプリ通知 ※SwitchBotハブ製品との連携が必要
  • メール通知 ※SwitchBotハブ製品との連携が必要
  • アラート(解錠の際に15秒間「ピーピー」というアラート音が鳴る )

微電流解錠機能(SwitchBotロックProのみ)

いくらアラートが出るとは言っても、電池交換が面倒で放置してしまうこもあると思います。そんな時に心強いのがこの微電流解錠機能。

なんと、電池切れの場合でも緊急で30秒間だけ鍵を開けることができます。

ただしあくまでも緊急用として、基本的にはアラートがなったら速やかに電池を交換しましょう。

サイズ

どちらも横幅は59mmと同じものの、縦幅と高さはSwitchBotロックProの方が大きくなっています。

  • SwitchBotロック ー 111.6 x 59 x 73.2 mm
  • SwitchBotロックPro ー 120 x 59 x 83.9 mm
SwitchBotロック/ロックProともに高さを調節可能

(引用:SwitchBot公式サイト

素材

  • SwitchBotロック ー プラスチック(PC + ABS)
  • SwitchBotロックPro ー アルミニウム合金(マグネシウム·アルミニウム合金、PC+ABS)

SwitchBotロックではプラスチックを採用していて軽量な一方、SwitchBotロックProでは航空宇宙産業レベルのアルミニウムをボディに採用していて見た目にも高級感が漂っています。

手動操作

見た目の通り、SwitchBotロックにはツマミがついているため、通常の鍵と同じようにツマミを回せば施錠が可能です。

慣れた方法で操作できる。急いでいる時すぐに鍵を開けられる。

1ドア2ロックの場合2箇所操作する必要がある。

 

一方、SwitchBotロックProにはツマミがなく、丸い部分を指で押すことで後は自動で施錠されます。

見た目がスマート。ワンタッチで操作可能(1ドア2ロックでもワンタッチでOK)

タッチしてから鍵が開くまでほんの少し時間差がある。

遠隔操作

外出先など遠隔から操作するためには、SwitchBotロック/ロックProどちらもSwitchBotハブミニやハブ2といったスマートリモコンが必要です(玄関など鍵の近くで操作する分には問題なし)。

遠隔操作ができることで、以下のメリットがあります。

  • ちゃんと戸締りしたかがいつでも確認でき、開いている場合は閉めることができる。
  • 不審者が侵入した場合など、通知を受け取れてセキュリティ対策ができる。
  • 外出中に友人や親戚が来た場合に、鍵を開けて家に入ってもらうことができる。

SwitchBotロック製品の基本機能だけでは満足できないという方は、SwitchBotハブ製品も一緒に検討してみてください。

SwitchBotロックはこんな人にオススメ

ここまでで機能やスペックを比較してきました。しかし、「一長一短あってどっちを選べばいいかわからない」という方も多いと思います。

そこで、生活スタイルや性格別にどちらがオススメかを解説していきます。

とにかく面倒なことは避けたい!・・・SwitchBotロックProがオススメ

デバイスを設置したりメンテナンスする際は面倒がつきものです。SwitchBotロック製品では以下のような面倒ポイントが存在します。

  • 設置するのが面倒
  • 電池を交換するのが面倒
  • 鍵を開けるのが面倒

お手軽に設置するには

SwitchBotロック製品を設置する際は鍵のツマミに合わせてホルダーの幅を調整する必要があります。

SwitchBotロックは3種類のアダプターが同梱されており、その中から合うものを選んで設置します。そのため、アダプターをはめ込んでみて最適なもの探す作業が必要です。

一方、SwitchBotロックProはホルダーが動くようになっており、自宅の鍵に合わせてその幅を調整するだけで簡単にフィットさせることができます。

電池の交換頻度を下げる

SwitchBotロック製品を導入する上で絶対に避けたいのが電池切れで鍵が開かなくなること。

SwitchBotロックでは6ヶ月に1回の電池交換が必要です。一方、SwitchBotロックProでは9ヶ月に1回の交換ですみます。

また、使用する電池もSwitchBotロックはCR123Aという少し珍しいタイプを用いており、コンビニなどではなかなか見つけられません。その点SwitchBotロックProは単三電池なので簡単に購入できます。

ワンタッチで鍵を開ける

帰宅時にスマホから開けるという点はどちらも同じですが、外出する際など家の中から鍵を開けるときの便利さに違いがあります。

SwitchBotロックではツマミをつまんで回す必要があります。片手にスマホ、片手に鞄を持っているなど手が塞がっている場合はこれが地味に面倒です。

一方、SwitchBotロックProでは丸い部分を軽く押し込むだけでOK。後は自動で鍵を開けてくれます。

 


以上のように、SwitchBotロックProを使えば設置やメンテナンスに伴う面倒さを軽減させることができます。

面倒くさがりな方はSwitchBotロックProの購入を検討してみてください。

朝はいつもギリギリ。1秒でも早く出発したい!・・・SwitchBotロックがオススメ

SwitchBotロック / ロックProでは手動で解錠する方法が異なります。

【SwitchBotロック】ツマミを回して解錠

【SwitchBotロックPro】ボタンを押して自動で解錠

ボタンを押して自動で解錠する方が一見便利に見えますが、せっかちな人にとってはそれが裏目に出ます。というのも、ボタンを押す→SwitchBotロックProが反応する→解錠 となるため、鍵が開くまで一瞬のタイムラグが生じます。

ほんの1秒ちょっとのラグですが、今まで手動で鍵を開けていたのと比べると少しもどかしさを感じてしまいます。

一方、SwitchBotロックでは今までと同様に手動でツマミを回せばすぐに鍵が開きます。朝は電車の時間が迫っていたりと一分一秒が大事。そんな時にストレスなくすぐに鍵を開けられるのは非常に快適です。

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スイッチボット(SwitchBot)

SwitchBotロック / ロックPro比較まとめ

いかがでしたでしょうか。

お値段に差がある分SwitchBotロックProの方がより多くの機能を備えています。電池切れの緊急時に解錠できるなど、心配な方はSwitchBotロックProがおすすめでしょう。

SwitchBotロックもツマミがあることで解錠しやすかったり、お手頃価格なので初めて買う方におすすめです。

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スイッチボット(SwitchBot)

 

遠隔操作や電池残量低下時の通知、鍵の開閉をトリガーにした家電操作をするためにはSwitchBotハブ製品が必要です。

その中でもコスパよく導入できるSwitchBotハブミニがおすすめ。

スマホアプリを使って簡単に自動化を進められます。

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