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「スマートリモコンって聞くけど、結局どういったことができるかわからない」
「Nature RemoとSwitchBotってどっちがいいの?」
スマートリモコンについて調べているとこんな悩みが出てきますよね。
この記事では、スマートリモコンを使ってできることをオススメの使用シーン含めて紹介していきます。
筆者は5年間で計6種類のスマートリモコンを試して、便利な使い方を探し続けてました。
色んなシーンで便利な使い方を解説しますので、記事を読み終わるころには具体的なイメージが湧いているはずです。
気をつけるべきポイントも掲載しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事はこんな方におすすめです。
・スマートリモコンでできることを知りたい方
・スマホをリモコン代わりに使いたい方
・Nature RemoとSwitchBotの違いを知りたい方
それでは本編に参ります。
スマートリモコンとは?
スマートリモコンは、赤外線を発するタイプのリモコンによる家電操作をスマホでできるようにするアイテムです。
これ1つあればスマートホーム専用の家電だけではなく、よくある昔からの家電もスマホひとつで操作できます。
初期設定も、スマートリモコンの近くでリモコンを1度操作するだけなのでとても簡単です。また、遠隔操作も可能なので自宅にいなくても家電を操作できます。

夏場に外出先からクーラーを付けておけば帰宅時には涼しくなっている!なんて使い方ができますよ
「簡単」と言われても、実際どんな操作をするのかイメージが湧きにくいと思うので、大まかな流れを紹介します。
- スマホにアプリをダウンロードしてアカウント登録
- スマートリモコン本体とスマホをWi-Fi経由で接続
- 操作したい家電の元のリモコンをスマートリモコンに向けてボタンを押し、信号を学習させる
- アプリ上に家電のボタンが自動生成され、以降はタップだけで操作可能に
家電1台あたりの登録は数分程度で終わります。難しい設定項目を自分で入力する必要はなく、元のリモコンを1回押すだけなので、機械が苦手な方でも迷うことは少ないはずです。
- 家電から離れすぎた場所にスマートリモコンを設置し、信号学習がうまくいかない
- 棚の中など、リモコンとスマートリモコンの間に障害物がある状態で登録してしまう
- Wi-Fiルーターから遠い部屋に設置し、通信が不安定になる
いずれも「設置場所」が原因になりやすいので、まずは家電が見える範囲に置いて試すのがおすすめです(障害物の影響については後述の「操作した時の成功率」でも詳しく解説します)。
スマートリモコンの種類
スマートリモコンは色んなメーカーから発売されていますが、その中でもオススメなのがNature RemoとSwitchBotハブの2種類です。
この2つは連携できる家電の幅が広く、どちらか1つ持っていればほとんどの家電を操作できるようになります。
ご自宅の家電がそもそも対応しているか気になる方は、購入前に公式サイトで確認できます。

2023年11月までNature Remoは指ロボットに未対応でしたが、今はNature RemoもSESAME bot(ボタンを自動で押してくれる指ロボット)に対応しているのでどちらか一方で充分です。
Nature remoは日本のNature社が提供するスマートリモコンのシリーズです。
- エントリーモデルのNature Remo nano
- コスパ最強のNature Remo mini2
- フラッグシップモデルのNature Remo 3
- 節電効果のあるNature Remo Lapis
が発売されています。
これら3つの大きな違いは、搭載しているセンサーの多さです。
例えば、Nature Remo 3とLapisでは「湿度が30%を下回ったら加湿器をON」という操作ができますが、他のモデルには湿度センサーが付いていないので対応できません。
それぞれの搭載センサーは以下の通りです。
これらセンサーの情報に加え、日時/曜日、位置情報を条件にさまざまなアクションが設定できます。

アプリから温度や湿度を確認することが可能なので、「寒い場合は外出先から暖房を付けておく」という判断ができて非常に便利です。
また、モデルによって対応家電の幅も変わってきます。
どのモデルも赤外線リモコン付き家電に対応しているのは変わりませんが、加えて以下の製品にも対応しています。
- SESAME bot(指ロボット)
- SESAME bot(指ロボット)
- Qrio Lock(スマートロック)
- mornin’ plus(スマートカーテン)
Nature RemoはSwitchBotシリーズの製品とは連携していないので注意が必要です。
SwitchBotハブはSWITCHBOT社が提供するスマートリモコンのシリーズです。
- エントリーモデルのSwitchBot ハブミニ
- スタンダードモデルのSwitchBotハブ2
- フラッグシップモデルのSwitchBotハブ3
この3種類が発売されています(ハブミニをMatter対応させた製品も加えると合計4種類ですが、機能としてはハブミニとほぼ同じなので割愛します)
Nature Remo同様、大きな違いはセンサーの多さです。
それぞれの搭載センサーは以下の通りです。
こちらもセンサーの情報に加え、日時/曜日、位置情報を条件にさまざまなアクションが設定できます。
Nature Remoと比べてセンサーが少ないように見えますが、SwitchBotは別売りのセンサーとの連携が充実しています。
温度や湿度なら温湿度計
人感や照度なら人感センサーや開閉センサー
など、他にも多くの製品と連携することが可能です。
一方で、SwitchBotシリーズ以外との連携は難しく、有名どころだとスマートロックのQrioLockや、スマートカーテンのmornin’との連携はできません。
代わりに、SwitchBotではSwitchBotロック、SwitchBotカーテンが製品展開されているのでそちらと連携させることができます。
(赤外線リモコン付き家電のアプリ操作は可能です)
操作した時の成功率
テレビやエアコンを付属のリモコンで操作した時に障害物があると反応しないことがありますよね。
これはスマートリモコンも同じで、うまく家電を操作できないことがあります。
以下はNature Remo mini 2 / SwitchBotハブミニそれぞれと家電の間に障害物を置いた場合の操作成功率を示しています。
(実際に両方のスマートリモコンを使って反応回数をカウントしています)
| 障害物 | Nature Remo mini 2 | SwitchBotハブミニ |
|---|---|---|
| 障害物なし | 100% | 100% |
| 薄めの布 | 56% | 100% |
| 木箱 | 0% | 100% |
| 扉 | 0% | 0% |
例えば木箱はこんな感じでスマートリモコンの家電をさえぎるように置いています。

- 障害物がない場合はどちらもしっかり反応する
- Nature Remo は障害物があると成功率が落ちる
- SwitchBotは隙間があるような障害物(木箱)でも100%成功する
- 扉のような完全にふさぐ障害物があるとどちらのスマートリモコンでも成功しない
という結果になりました。
Nature Remoを使う場合は特に、スマートリモコンと家電の間にカーテンなどの障害物が入らないようにすることが重要ですね。
今回の実験結果を踏まえると、家電とスマートリモコンの間に完全に視界を遮るもの(扉や厚い壁)を挟まないことが最優先です。できればカーテンのような布もないような場所におきたいところ。心配な場合は、まず障害物なしの状態で正常に動作するか確認してから、最終的な設置場所を決めるのがおすすめです。
なお、今回の実験はエントリーモデル(Nature Remo mini 2 / SwitchBotハブミニ)同士の比較です。赤外線自体の性能はモデル間で大きく変わらないため、上位モデルでも成功率が大幅に改善するとは考えにくいですが、この点は未検証です。気になる方は購入前に公式サイトの情報もあわせてご確認ください。
こちらの実験の詳細は以下の記事で画像付きで紹介しています。
スマートリモコンでできること

ここまででスマートリモコンがどういうものか理解が進んできたと思います。
本章ではスマートリモコンでできることを具体的な使用シーンをまじえて紹介していきます。
「我が家だとどういった時に使えるかわからない!」
という方も、きっとご自宅にピッタリの使用シーンを見つけられます!
ここまでは基本のスマホ操作・遠隔操作の話でした。ここから先は、条件設定や音声アシスタントとの連携を使った「自動化編」(少し上級者向け)に入ります。初めての方は、太字の活用シーンだけ拾い読みしてもらってもOKです。その分、使いこなせると自動化の効果はぐっと大きくなります。
スマートリモコンは赤外線リモコン付き家電や、専用の製品と連携してスマホから操作が可能です。
こちらはテレビのリモコンを設定したスマホ画面です。

画面をタップするだけでいつものリモコンと同じようにテレビを操作できます。
活用シーン:リモコンを探すことなく自分のスマホでチャンネルを変えられる!
テレビの他にも赤外線リモコンで動く家電はスマホで操作できるようになります。例えば
- テレビ
- 照明
- エアコン
- 扇風機
- 加湿器
- スピーカー

家中のリモコンをスマホに集約して、リモコンを探し回る時間をゼロにできますよ!
外出先など、家電から遠く離れていても操作できるのがスマートリモコンの強みです。
切り忘れたエアコンも気づいた時にOFFにできるので安心ですね。
活用シーン:家に着く10分前にエアコンをONにして、家に入るとコンビニのように涼しく快適!

スマートリモコンを買ってよかったと最も感じる瞬間です。
スマートリモコンは日時やセンサーの値をトリガーにして家電やデバイスを自動操作することができます。
センサーが付いていないモデルでも、別売りのセンサーと連携することで同じことができるようになります。
設定した時間帯になると操作してくれます。
活用シーン①:起きる前に部屋の暖房をつけてくれて、暖かい状態で起きられる
活用シーン②:朝6時に自動でカーテンを開けてくれて、朝日を浴びて気持ち良く起床できる
カーテンを自動化したいという方には以下の記事もオススメです。
※ここは少し詳しい設定です。初めての方は読み飛ばしてOKです。
GPS機能を利用して特定の位置から出たり入ったりした時に操作してくれます。
活用シーン:夜に最寄り駅に着くと給湯ボタンを押してくれて、帰ってすぐにお風呂に入ることができる
以下はNature Remoアプリの設定画面ですが、東京駅の『半径200m』以内に『到着』した時に家電を操作できる設定例です。

特定の温度・湿度を超えたり下回ったりした時に操作してくれます。
活用シーン:室温が28℃を超えたらクーラーを付けてくれて、外出中でもペットの熱中症を予防できる
SwitchBotハブミニの場合、SwitchBotの温湿度計を使うことで温度・湿度をトリガーにした操作を設定することができます。
人の存在を検知すると操作してくれます
活用シーン:夜帰宅した時に玄関のライトを自動でつけてくれる
SwitchBotハブミニ/ハブ2の場合は別売りの人感センサー設置が必要です。
複数の場所に人感センサーを設置していろいろな自動操作の設定ができるのは別売りならではの強みです。

Nature remo 3のようにスマートリモコン自体に人感センサーがついているものは複数箇所の設置には向いていません。
※ここも少し詳しい設定です。初めての方は読み飛ばしてOKです。
明るさが変わった時に自動で操作してくれます。
- Nature Remo nano / mini 2 – センサーなし
- Nature Remo 3 – 4段階
- SwitchBotハブミニ – センサーなし
- SwitchBotハブ2 – 14段階
- SwitchBot開閉センサー – 2段階
- SwitchBot人感センサー – 2段階 ※1
- SwitchBotカーテン2/3 – 10段階
※1.暗い・明るいの境界を変更可能。
活用シーン:夕方暗くなってきたことを感知して自動でカーテンを閉めてくれる
ただし、SwitchBotアプリを使えば「日の出/日の入」時刻を条件に設定できるので、照度センサーがなくてもある程度暗くなってきた時にカーテンを閉めてもらうことができます。
アレクサやGoogle homeなどの音声アシスタントと連携させると、声だけで家電を操作することができます。例えば、「アレクサ、テレビをつけて」と言うだけでテレビをONにしてくれます。

設定に少し手間はかかりますが、執事が身の回りのお手伝いをしてくれるように便利です。
活用シーン①:手がふさがっている時にテレビの音量をあげてもらう
活用シーン②:寝起きに声だけでライトをつけてもらう
アレクサでは「定型アクション」というものを設定できます。
設定した条件を満たした時に、複数のアクションを実行してくれるというものです。
例えば、「アレクサ、おはよう」と言った(設定した条件を満たした)時に
- Alexaがおはようの挨拶を返す
- リビングのライトをONにする
- リビングのカーテンを開ける
- その日の天気予報を伝える
- その日のニュースを伝える
というように、朝起きた時にやってほしいことをワンフレーズで対応してくれます。
1つ1つのアクションは地味ですが毎日おこなうのでかなり効率化できます。
人感センサーと組み合わせれば、声を出さなくても自動化できます。例えば玄関の人感センサーが反応した時に「ただいま」の定型アクションを自動発火させれば、帰宅時の照明・音楽などを一括で立ち上げることも可能です。

私は「おやすみ」「いってきます」「ただいま」と言った時のアクションも設定しています。
子どものあいさつ習慣化にもよさそうですね。
Nature remoとSwitchBotのオススメ
ここまでで、スマートリモコンでできることや機能について解説してきました。
しかし、「結局Nature remoとSwitchBotどっちを買えばいいの!?」という疑問が残っていると思います。
そこで
Nature remoを5年、SwitchBotを3年使ってきた筆者が、「どういった人にどのスマートリモコンがオススメか」をご紹介します。
Nature remo mini2がオススメです
Nature remoのいいところは『家電リモコンとの連携が簡単』という点です。
Nature remoの近くで何でもいいのでリモコンのボタンを押せばすぐに連携できます。
エアコンの場合こんな画面が作成され、設定温度のバーを上下するだけで温度変更できます。

公式サイトに対応リモコンの情報が載っているので、心配な方は事前にご確認ください。
SwitchBotハブミニがオススメです!
SwitchBotの強みは、SWITCHBOT社がスマートリモコンの他に多種多様なスマートホームデバイスを展開しているという点です。
ホームオートメーションのカテゴリだけでも9種類も発売されていて、全部でざっと40製品近く展開されています。

1つの会社から発売されているものなので、連携させるのが直感的でとても簡単です。
カーテンを自動化したい方や、指ロボットを使ってお風呂やコーヒーマシンを自動化したい
という方は、スマートホームデバイスとの連携を考えるとSwitchBotハブミニがオススメです。
気をつけた方がいいこと

本記事ではNature RemoとSwitchBotハブを紹介しましたが、それぞれで対応できる製品に違いがあることに注意してください。
例えばカーテンを自動化したいとなった時、Nature Remoにはmornin’ plus、SwitchBotハブにはSwitchBotカーテンが対応していて、組み合わせを間違えると操作ができません。
こちらに対応表を掲載します(最新の情報は公式サイトなどでご確認ください)
| 種類 | Nature Remo 3 | SwitchBotハブ |
|---|---|---|
| カーテン | mornin’ plus | SwitchBotカーテン |
| 鍵 | Qrio Lock | SwitchBotロック |
| 指ロボット | SESAME bot | SwitchBotボット |
リモコンには多くの機能がありますが、スマートリモコンだと一部機能が使えない場合があります。
テレビやエアコンでは多くの機能に対応していますが、扇風機はON/OFFしかできないといったケースがあるので注意が必要です。
テレビがONの状態でスマホからONのボタンを押すと、テレビがOFFになるという現象が起きることがあります。
これは、電源のON/OFFを一つのボタンで操作するリモコンの場合に起こります。
電源をONにする信号とOFFにする信号は同じものを使っており、
・ONならOFFに
・OFFならONに
という操作になってしまうからです。
Nature RemoとSwitchBotハブの比較まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事ではスマートリモコンでできること、気をつけるべきポイントを紹介しました。
「手軽に家電を操作できるようになりたい!」という方はNature Remo mini 2
「遠隔操作を確実に成功させたい!」という方はSwitchBotハブミニ
がそれぞれオススメですよ。
SwitchBotハブミニをスッキリ設置したいという場合は壁掛け用のホルダーもあります。
「操作したい家電が赤外線リモコンに対応していない!」という方は指ロボットを検討してみてください。
特に有名なのはSwitchBotボットという製品で、自動でボタンを押してくれるデバイスです。
- 照明のスイッチをON/OFF操作する
- コーヒーメーカーのボタンを押す
- 給湯器の湯沸かしボタンを押す
など、自動化の幅が広がります。
スマートリモコンで家電操作の手間をなくせば、その分の時間を家族とのくつろぎタイムに使えます。ぜひあなたにピッタリのスマートリモコンを見つけてみてください。









