スマートホーム化で年186時間の時短【映画93本分だった】

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 「スマートホームって便利そうだけど、実際どれくらい時間が変わるの?」

ふとそう思って、自分が使っているデバイスを全部並べて計算してみました。結果は年間186時間。スマートホームデバイスだけで映画93本分の時間が、毎年家電によって自動で生み出されていました。

筆者はDX推進を本業にしながら、5年以上スマートホームを使い続けています。「なんとなく便利」ではなく、実際の行動時間を積み上げた数字として紹介します。

 
 

この記事はこんな方におすすめです

  • スマートホームデバイスの導入を検討しているが、効果が見えない
  • どのデバイスから揃えるべきか迷っている
  • 「便利になる」だけでなく、具体的な数字で判断したい
この記事を読むとわかること
  • 8つのスマートホームデバイスで何時間浮くか、計算根拠つきで把握できます
  • 時間の節約だけでない「ストレス解消」のメリットがわかります
  • どのデバイスの時短効果が大きいか、優先順位がわかります

それでは本編に参ります。


どれくらい時短になるか計算してみた

計算の前提は「1回の操作にかかる秒数 × 1日の回数 × 年間日数」で積み上げる方式です。すべて筆者の自宅での実測に基づいています。

①カーテン自動化:年間195分

カーテンの場所まで歩いて(3秒)→ 開閉(2秒)→ 元の場所に戻る(3秒)= 1回あたり8秒。朝開ける・夜閉める × 寝室・リビングの2か所 = 1日4回です。

8秒 × 4回 × 365日 = 11,680秒 → 約195分

時間の節約に加えて、朝に日光を浴びて目覚める体験が変わります。タイマーで自動開閉に設定しておけば、起き上がる前から部屋に光が差し込み、目覚めの質が上がります。

起きたら自動でカーテンが開いている朝は、気持ちの入り方が違います。日光で自然に目が覚めるので、目覚ましなしでもスッキリ起きられます。


②スマートロック:年間157分+不安がゼロになる

鍵をカバンから取り出す(3秒)→ 施錠(2秒)→ しまう(3秒)= 1回あたり8秒。外出1回として施錠・解錠で1日2回です。

8秒 × 2回 × 365日 = 5,840秒 → 約97分

さらに「鍵を閉めたか不安で引き返す」がなくなります。月1回でも往復5分とすると年60分のロスが消えます。合算で約157分

数字以上に大きいのが、外出中の「閉めたっけ?」という不安が完全になくなることです。アプリで施錠状態を確認できるため、頭の片隅をずっと占領していたストレスごと消えます。

「鍵かけたっけ?」という不安で頭の片隅がずっと占領される感覚、なくなるとすごく楽です。アプリで施錠状態をすぐ確認できるので、引き返すことがゼロになりました。

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スイッチボット(SwitchBot)

③エアコン自動化:年間182分

リモコンを取りに行く(3秒)→ 操作(1秒)→ 元に戻す(3秒)= 1回7秒。ON/OFF各1回・温度調整×2・風量調整×2 = 1日6回。夏冬はもちろん、春秋の気温変化が激しい日も含めると年260日は稼働しています。

7秒 × 6回 × 260日 = 10,920秒 → 約182分

時間節約だけでなく、帰宅前にスマホから「つけておく」ことで、家に入った瞬間から快適な温度になっています。従来の「帰宅直後の蒸し暑さ・底冷え」を体験しなくて済みます。

帰宅30分前に「アレクサ、エアコンつけて」と声をかけておけば、家に入った瞬間から快適です。夏の帰宅直後の蒸し暑さが完全になくなりました。


④テレビ自動化:年間511分

リモコン操作 = 1回7秒。ON/OFF各2回・チャンネル変更×4・音量調整×4 = 1日12回です。

7秒 × 12回 × 365日 = 30,660秒 → 約511分

操作回数が多いぶん、積み上がる時間も大きくなります。声で「音量を下げて」と言うだけで済むため、ソファや作業デスクから一切立ち上がる必要がありません。

テレビはリモコン操作の回数が多いので、8秒の積み上げが年間8時間超になります。声でチャンネルや音量を変えられると、ソファから一切動かなくて済むのが快適です。


⑤ライト自動化:年間255分

リモコン操作 = 1回7秒。リビング・寝室・洗面所など複数の照明をON/OFFするため、実質1日6回の操作が発生します。

7秒 × 6回 × 365日 = 15,330秒 → 約255分

③〜⑤のエアコン・テレビ・ライトはいずれもスマートリモコン1台でまとめて自動化できます。そして、これらを声で操作できることで得られる最大のメリットは、作業中に席を立たずに済むことです。集中している最中にリモコンを取りに立ち上がると、再度作業に戻るまでに数分ロスします。その「集中の途切れ」が丸ごとなくなります。

スマートリモコン1台でエアコン・テレビ・照明をまとめて管理できます。③〜⑤の合計約948分(約16時間)がこれ1台で手に入ります。


⑥ロボット掃除機:年間約4,160分(69時間)

ここから桁が変わります。

これまでの5デバイスは「秒単位」の積み上げでしたが、ロボット掃除機は1回あたり20分の作業をまるごと代替します。週4回稼働させると、

20分 × 4回 × 52週 = 4,160分(約69時間)

外出中や仕事中にスタートできるため、この69時間は丸ごと別のことに使えます。「掃除しなきゃ」という気がかりが日常から消えることで、帰宅後の時間が気持ちよく使えるようになります。

朝家を出る前にスタートして、帰宅時に完了している運用が定番になっています。「掃除しなきゃ」という気がかりが完全になくなって、帰宅後の時間が気持ちよく使えます。

さらに、SwitchBotのロボット掃除機S10, S20であれば水拭き機能もついているので、より大きな時短効果が期待できます!


⑦ホットクック:年間約3,120分(52時間)

火にかけた鍋を「焦げていないか」「吹きこぼれないか」と傍で確認しながら待った経験はないでしょうか。ホットクックはその監視時間を丸ごとなくします

従来の調理で傍で見張る時間を約15分、週4回とすると、

15分 × 4回 × 52週 = 3,120分(約52時間)

材料を入れてスタートボタンを押したら、あとは完全に放置できます。「火を使っているから離れられない」という心理的な拘束が丸ごとなくなります。ホットクックをスタートした後、風呂・仕事・運動——なんでも並行してできます。

ホットクックをスタートした後、風呂に入って、着替えて、戻ったら出来上がっている。「料理しながら別のことをする」ではなく「料理が勝手に終わっている」という感覚です。


⑧指ロボット(コーヒーメーカー):年間約2,555分(42時間)

コーヒーメーカーのスタートボタンに指ロボットを設置し、起動時間をタイマーで設定します。起きた時点でコーヒーが完成している状態を作れます。

従来は起きてからキッチンへ行き、水とコーヒーをセットして約5分待つロスがありました。電気ケトルも合わせて自動化すれば、朝のセット・待ち時間は合計7分以上浮きます。

7分 × 365日 = 2,555分(約42時間)

「コーヒーを飲みながら朝の準備を始められる」ことで、朝のルーティンがそのまま前倒しになります。

指ロボットはコーヒーメーカー以外にもお風呂の給湯や照明の自動化に使えます。「寝る前にセットして朝は動かずに済む」家電なら何でも応用できます。


合計:186時間 = 映画93本分

デバイス年間短縮時間
①カーテン自動化195分(約3時間)
②スマートロック157分(約2.6時間)
③エアコン自動化182分(約3時間)
④テレビ自動化511分(約8.5時間)
⑤ライト自動化255分(約4時間)
⑥ロボット掃除機 ★4,160分(約69時間)
⑦ホットクック ★3,120分(約52時間)
⑧指ロボット ★2,555分(約42時間)
合計11,135分(約186時間)

186時間を別の言い方に換算すると、映画93本分・読書62冊分・10年間で1,860時間(77日以上)になります。

「8秒の節約なんて大した話じゃない」と思うかもしれません。でも69時間分のロボット掃除機、52時間分のホットクックを加えると、合計が一気に186時間になります。スマートホーム化はリモコン操作の省略ではなく、まとまった時間を丸ごと返してくれる体験に変わります。

また、①〜⑤は短縮時間は大きくはないものの、作業を中断されないという点が非常に魅力的です。スイッチングコストが発生(やっていることを切り替える度に脳に負荷がかかる)ので、効果として見えにくいところで恩恵を受けることができます。


まとめ

8デバイスで計算すると、スマートホーム化で生まれる時間は年間186時間。リモコン操作の短縮だけでは18時間ですが、ロボット掃除機・ホットクック・スマートプラグを加えると一気に186時間になります。

優先度デバイス年間効果
ロボット掃除機69時間
ホットクック52時間
指ロボット42時間
テレビ自動化8.5時間
ライト自動化4時間
エアコン自動化3時間
カーテン自動化3時間
スマートロック2.6時間

まず1台から始めるなら、ロボット掃除機が最も費用対効果が高いです。掃除という「毎週必ず発生する20分」を丸ごと置き換えてくれるからです。

  • 週4回の掃除機がけが外出中に自動で完了する
  • ゴミ捨ては70日に一度で済むモデルも登場している
  • 「掃除しなきゃ」という気がかりが日常から消える

時間の節約に加えて、「不安・監視・集中の途切れ」というストレスがなくなること。この2つが揃ってはじめて、スマートホームの価値が完成します。

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