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家の自動化を進める時に人感センサーがあると、前を通っただけで家電を操作できて便利です。
SwitchBot人感センサーは他のSwitchBot製品との連携が簡単なので、SwitchBotユーザーの方は特に活用したい一品です。
本記事では、
「SwitchBot人感センサーの機能ってどうなっているの?」
「具体的にどんな感じに使えるの?」
といった疑問を持つ方に向けてレビューを紹介します。
この記事はこんな方におすすめです。
・人感センサーを使いたいけど詳細機能がわからない
・人感センサーをどんなシーンで使えるか知りたい
それでは本編に参ります。
動きを検知することで自動化の世界が広がる
SwitchBot人感センサーは
- 動体感知
- 照度感知
の2つの機能を備えたデバイスです。
これだけでは感知するだけなので人が前を通ったかぐらいしかわかりませんが、他の家電やSwitchBotデバイスと組み合わせることでさまざまな条件で自動操作ができるようになります。
スマホすらいじらずに操作ができるのはかなり楽です。手がふさがっている場合でも安心ですね。
機能
検知範囲
検知範囲は最大9m、水平方向に110°、垂直方向に55° となっています。
↑水平方向角度参考図
↑垂直方向角度参考図
(引用:公式サイト)
検知範囲は以下の2つの方法で制御することができます。
- 人感センサーの向きを変える
- アプリから検知距離を変える
『人感センサーの向きを変える』
SwitchBot人感センサーには台座が付いており、向きを動かすことができます。
垂直方向の検知を上の方に向ければ、ペットが動いても検知せずに人の動きだけを検知することが可能です。
『アプリから検知距離を変える』
検出距離はアプリから長・中・短3種類から選べます
- 長:7~9メートル
- 中:3~5メートル
- 短:0~2メートル
デスク周りに設置して、デスクに座っている時だけ検知したい場合などは範囲を狭くすれば誤検出がなくなります。
照度
SwitchBot人感センサーでは、人感だけでなく照度を検知する機能があります。
検知は『明るい』か『暗い』かの2択なので細かい設定は出来ませんが、どこからを暗いと判定するかはアプリ上で設定できます。
人感センサーを利用したライト操作は『暗い』時におこなってほしいので非常に便利な機能です
実際に使えるシーン
玄関に置いて来客を感知
特に家電などを操作せず、検知を通知してもらうように使うというのも一つです。
玄関に置いておけば誰かが来たのがわかるので、すぐに対応することができます。
また、家族の帰宅状況もなんとなくですが理解できる点も便利です。
動きを感知してライトをON/OFF
こちらは一番よく使うシーンかと思います。
- 暗い部屋に入った時にライトをONにする
- 一定時間動きがない場合にライトをOFFにして節電する
- 車庫を開けるとライトをONにする
個人的には一定時間動きがないことを判定して電気を消すのが一番イメージ通りに動いてくれます。
他の人感センサーとの違い
人の動きを検知するデバイスは他にも発売されています。
目的によってどれを使うか変わってきますので、実際に使ってみてどれがどんなシーンに最適かお伝えします。
項目 | SwitchBot 人感センサー | 人感センサーライト | SwitchBot 開閉センサー |
---|---|---|---|
ライトの操作 | ◯ | ◯ | ◯ |
ライト以外の操作 | ◯ | × | ◯ |
検知範囲 | 広い (設定可) | 狭い | 狭い |
反応の早さ | △ | ◯ | △ |
開閉検知 | × | × | ◯ |
選べるライトの種類 | 幅広い | 限定的 | 幅広い |
SwitchBot人感センサー
SwitchBot人感センサーはモノが動いたかどうかと、暗いかどうかのみを検知します。
その検知状況によって
- 状況をスマホに通知する
- 家電やその他のデバイスを操作する
といったことができます。なので
- 人がそこに来た時に必ずおこなう操作を自動化する
- 人がいないことを検知して節電する
といった使い方がメインになります。
ただし、操作に少し時間がかかることは要注意です。
人感センサー ⇒ ハブ ⇒ 操作
という流れになるので、ライトがつくまで2,3秒の遅れがあります。
人感センサーライト
複雑な設定が不要でライトのみを自動化したいという方には人感センサーライトがオススメです。
その理由は、ズバリ反応の早さです。
トイレがドアを開けてから2,3秒間暗いままだと嫌ですよね。
人感センサーライトを使えばドアを開けてすぐにライトがつくので非常に便利です。
トイレは数秒も待つのが嫌なのでパナソニックのこちらの電球を使っています
人感センサーライトを使う注意点としては以下の通り
- 消えるまでの時間が設定できないので、トイレ中に突然電気が消えることがある
- ライトにカバーをかけられない(感知できなくなる)
- 選べるライトの幅が狭く、おしゃれなものにできない
SwitchBot開閉センサー
名前だけ見ると開閉しか検知できないように見えますが、以下の3つのセンサーを備えています。
- 開閉
- 人感
- 照度
開閉センサーに人感検知がついていることで、ドアを開けた時にそれが帰宅なのか外出なのかを判定することができます(ドアの内側に付けている場合、人感検知してからドアが開けば外出、逆なら帰宅)
しかし、人感検知機能についてはSwitchBot人感センサーよりも狭く最長5メートルで、範囲の設定もできません。また、角度も変えられないのであくまでもドアを開ける時に検知する専用と割り切った方が良さそうです。
SwitchBot開閉センサーにはボタンもついているので、それを押して家電を操作することも可能です。
用途別のオススメ
以下にどんな人にどれがオススメかを記載します。
- とにかく早くライトをつけたい:人感センサーライト
- ドア周りで検知して家電操作したい:開閉センサー
- 感知範囲を変えたり細かく設定して家電操作したい:人感センサー
まとめ
SwitchBot人感センサーはそれだけだと検知してそれをお知らせするくらいしかできませんが、他の家電と組み合わせることで自動化の幅が広がるデバイスです。
検知範囲を操作できるのが非常に便利で、「反応しすぎなら範囲を狭くする」「反応しないなら範囲を広くする」といった調整が効きます。
消し忘れが多い人にとっては節電にもなるので、ぜひ試してみてください。