「ロボット掃除機を買いたいけど種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「SwitchBotのロボット掃除機が気になっているけど、何が違うの?」
ロボット掃除機を検討し始めるとこんな悩みにぶつかりますよね。
そんな方向けに、この記事ではSwitchBotのロボット掃除機に絞って機能を比較解説します。
単純に値段が高いほどいいという訳ではないので、自分の部屋や使い方に適したモデルがどれなのかしっかりと判断することで無駄な出費を抑えることが可能です。
この記事を読めばどの点が違っていて、それぞれどんな特徴があるのかがわかるので判断の助けになってくれます(公式サイトでもまだ比較まとめが出ていない最新のS10もしっかり解説しています)。
この記事はこんな方におすすめです。
・SwitchBotのロボット掃除機でどれを買おうか迷っている
・もっと自宅を自動化したい
・掃除機をかけるのが何よりも面倒と感じる
それでは本編に参ります。
SwitchBotのロボット掃除機を導入するメリット
面倒な床掃除から解放してくれる救世主
床掃除が重要ということは十分理解していても、掃除機をかけたり雑巾で水拭きしたりするのは時間も体力も必要で嫌になりますよね。
ましてや小さなお子さんがいる家庭だと、すぐに土やお菓子のクズで床が汚れて毎日掃除が必要、という場合も多いのではないでしょうか。
ロボット掃除機はこの床掃除という面倒な家事から解放してくれてるため非常に人気の高い家電になっています。
その人気度から、ルンバを販売するiRobot社をはじめ多くのメーカーからさまざまな種類のロボット掃除機が発売されています。
ロボット掃除機を購入する時の問題
消費者にとっては選択肢が増えていいことですが、一方で機能が多すぎてどこをどう比較していいのかわからないといった事態も多く発生しています。
値段も数万円から10万円を超えるものまであり、どれも高価なのでなかなか購入に踏み切れません。
私も購入に至るまで公式サイトから個人サイトまでネットを調べ回り、知人に感想を聞いたりで1ヶ月近く時間を要しました。
SwitchBotユーザーであればSwitchBotロボット掃除機の効果を最大化できる
私が色々と調べまわった結論としては、SwitchBotユーザーであればSwitchBotから発売されているロボット掃除機を購入するのがお得ということ。
そう感じた最大のポイントは以下の2つ
- アプリとの連携設定がカンタン
- 清掃タイミングの細かい条件設定ができる
新しい家電を買った時によく苦労するのが初期設定。アプリをインストールして、通信を繋いで、連携するための細かい設定をクリアしていく・・・
この大変さはロボット掃除機でも例外ではありません。
しかし、すでにSwitchBot製品を使っている方であればSwitchBotで使っているアプリから画面の指示に従って進めていくだけ。ものの数分で完了します。
もう一つのお得ポイントは、他のSwitchBot製品との連携です。
SwitchBotから人感センサーや開閉センサー、温湿度センサーなど、さまざまなセンサー類が発売されています。
これらと組み合わせることで、外出時にロボット掃除機を稼働させて「帰宅する頃には部屋がきれいになっている」という使い方ができます。
また、センサーを持っていなくても起動タイミングの設定はかなり自由にできるので、GPS機能を使って駅に到着した時に稼働するなどもできます。
さすがはホームオートメーションを専門にやっている会社なだけあります。
SwitchBotロボット掃除機の機能比較
先ほど、SwitchBotユーザーであればSwitchBotのロボット掃除機がオススメとお伝えしましたが、現在4種類の製品が発売されています。
どれを買うか迷ってしまうという方のために、各種機能を比較してみました。
SwitchBotロボット掃除機の機能比較
いきなり細かい点を比較してもわかりにくいので、まずは簡潔にお伝えします。
S1 Plus Wを基準に考えると違いがわかりやすいです。S1 Plus Wは以下の機能を持っています。
- ゴミ収集ステーションあり
- 吸引&拭き掃除機能あり
- 吸引パワーは標準レベル
これらの機能を基準にして、それぞれの機種は以下のようになっています。
- S10:水拭き周りの自動化&吸引力UPのハイスペックモデル
- S1:ゴミ収集ステーションを取り払ったエントリーモデル
- K10+:サイズと稼働音を小さくしたスモールモデル
さらに細かく比較していきます。
項目 | S1 Plus W | S1 | K10+ | S10 |
---|---|---|---|---|
定価 | 69,800円 | 39,800円 | 59,800円 | 119,820円 |
発売日 | 2023/09 | 2022/04 | 2023/06 | 2024/05 |
騒音 | 59db | 59db | 45db SilenTech技術 | 62db |
パワー | 2700Pa | 2700Pa | 2500Pa | 6500Pa |
本体サイズ | 340×340×95mm | 340×340×95mm | 248×248×92mm | 365×365×115mm |
拭き掃除 | 水拭き | 水拭き | 使い捨てお掃除シート | 水拭き 自動給排水/自動洗浄 |
ゴミ捨て頻度 | 70日 | 2日 | 70日 | 70日 |
侵入禁止エリアの設定 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
乗り越え可能段差 | 2cm | 2cm | 2cm | 2cm |
最長駆動時間 | 140分間 | 140分間 | 120分間 | 140分間 |
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S1 Plus W:水拭きもゴミ収集もしてくれるいいとこ取り
先ほどS1 Plus Wは「基準」とも書いたように、メインどころとなる機能をしっかり搭載しながらもお値段を抑えたモデルといえます。
掃除機の紙パックを捨てるのって、汚いしできることならやりたくないですよね。ゴミ収集ステーションで70日に1回のゴミ捨てで済むので、この点も安心です。
また、水拭きにも対応しているのでより綺麗に掃除してくれます。
スペックを落として後悔もしたくないけど、あまりに高価なのを買うのも気が引けるな、という方にピッタリのモデルです。
S1:ゴミ収集ステーションを無くしてスッキリ
S1はS1 Plus Wからゴミ収集ステーションを取り払ったものです(代わりに専用の小さな充電台が付いてきます)。
本体は同じものなので、吸引力や水拭き機能に差はありません。
ゴミ収集ステーションはあまりゴミを捨てなくていいという一方、それなりに大きいので場所を取ってしまいます。
部屋にあまりスペースがないという方や、コストを抑えられるのでとりあえず試しに使ってみたいという方向けのモデルです。
K10+:スリム化&静音。小回りも効く小さな働き者
K10+のポイントはなんといってもその小ささ。S1 Plus Wを約50%スリム化したものとなっています。
かといってパワーが弱いというわけではなく、S1 Plus Wで2700Pa, K10+で2500Paとほとんど変わりません。
また、SilenTech技術を搭載し稼働時の音を45dbまで抑えてくれます。40dbが「図書館、閑静な住宅街(昼)」なので、それに相当するくらい静かです。
拭き掃除は使い捨てのお掃除シートを使うので、洗う必要がありません。
掃除したい部屋があまり広くない方や、夜中に稼働させたい方にオススメのモデルです。
S10:準備も後始末も不要。完全自動化で全てお任せ
S10の一番のネックはそのお値段。全4機種の中で唯一10万円を超えています。
しかし、その分機能は非常に優秀でユーザーに少しの手間もかけさせないという気概を感じます。
- 最大パワー6500Paでゴミを残さない
- ゴミ収集ステーション付きで70日に1度のゴミ捨てでOK
- 給排水・モップの洗浄&乾燥を全て自動で完了
- モップを洗浄しながら水拭きするので、汚れを広げるようなことがない
一番大きなポイントは、水交換ステーションのおかげで水回りの作業が不要という点
水交換ステーションの実装は他社のロボット掃除機含めて初めて。他の機種だと起動する前に水をタンクに入れて、掃除終了後にモップを洗うという手間が必要でしたが、S10ではその必要がありません。
また、RealSyncテクノロジーという技術を搭載しているのも大きいです。これは、水拭きをしながらモップの洗浄をおこなうという優れもの。
ロボット掃除機についている小さなモップだと、汚れを拭き取った際にモップに汚れが残ってしまい、そのまま汚れを広げてしまうということがあります。
しかし、S10では汚れが付いてもすぐに洗浄してくれるので汚れを広げる心配がありません。
床をピカピカにしたい方や、準備や後片付けが面倒な方向けのモデルです。
まとめ
SwitchBotのロボット掃除機でも機能や値段でそれぞれ異なる特徴があります。
高いほどいい、安いほど悪いというわけではないので、部屋の環境や使いたいシーンに合った機種を選ぶことが重要です。
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掃除機の他にも自動化したい!という方はSwitchBotハブ製品もオススメです。他の家電もアプリから操作できるようになりますよ。