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2024年SwitchBot社より学習リモコンが発売されました。
エアコン・テレビ・照明など複数の赤外線家電をSwitchBot学習リモコン1台に登録してまとめて管理・操作できます
という謳い文句だったので「リモコンをひとまとめに出来るので他のリモコンを捨てられる!」こんな期待を持っていました。
しかし、購入して一週間経ちますが今まで通りテレビ用のリモコン、エアコン用のリモコン、扇風機用のリモコン全て捨てられずにいます。
この記事では
- 今は学習リモコンを買わない方がいい理由
- 学習リモコンを活用できる人
をお話しします。

この記事はこんな方におすすめです。
・SwitchBot学習リモコンを購入しようか悩んでいる方
それでは本編に参ります。
今は学習リモコンを買わない方がいい理由
早速ですが買わない方がいい理由は以下の通りです。
- 対応デバイスがまだ少ない
- 家電付属リモコンの一部機能しか使えない
- 声で操作する方が楽
- 設定が面倒
対応デバイスが少ない
現在(2024年5月)学習リモコンが対応しているデバイスは以下の通りです
- エアコン
- テレビ
- 照明
- SwitchBotボット
- SwitchBotカーテン
- SwitchBotブラインドポール
- SwitchBotプラグミニ
- SwitchBotシーリングライト/ライトプロ
- SwitchBotスマート電球
- SwitchBotテープライト
エアコン、テレビ、照明に対応してくれているのは助かるのですが、自宅に他にも多くのリモコンがあります。
扇風機、空気清浄機、加湿器、スピーカーなどは現状対応していないので、学習リモコンを持っていても代わりにはなりません。
2024年6月にアップデートがあるということなので、そこで対応製品が増えることに期待です。
購入するのはそのアップデートの対応状況を見てからの方がいいでしょう。
家電付属リモコンの一部機能しか使えない
家電付属のリモコンって多くのボタンが付いていますよね。
確かにゴチャゴチャしていますが、慣れてしまえばワンタッチで欲しい機能を使うことができます。
一方、SwitchBot学習リモコンではこれらのリモコンの中の一部機能しか使えません。
テレビですと以下の通りです。
- 電源のON/OFF
- 音量調節
- サイレントチャンネル切換
- チャンネル入力
- 入力切換:BS、CS/CATV、DTTV、ネットテレビ

何が問題かというと、Amazon Prime VideoやYou Tube, Netflixなどの操作ができないんです!
今やテレビで地デジだけを見るという人は減りつつある中で、この操作ができないというのは致命的です。
テレビもそうですが、エアコン、照明もSwitchBotハブ製品で操作できる機能と同じ操作しかできません。
なので、タイマー機能などの細かい設定をしようと思うとどうしても付属のリモコンが必要になり、『リモコンをひとまとめに』することができないというネックが残ってしまいます。
声で操作する方が楽
これはアレクサやGoogle Homeなど音声アシスタントとSwitchBotハブなどのスマートリモコンを繋いで声で家電を操作できる人限定のデメリットです。
しかし、音声操作ができる人にとってはこれが一番大きな買わない理由になります。
SwitchBot学習リモコンは、当然ですが手で持って操作することが前提です。そうなると、結局声で操作した方が早いので学習リモコンを使用する必要がありません。

学習リモコンでできることはだいたい音声アシスタントでできちゃいます。
学習リモコンを買うよりも先に、スマートリモコンとアレクサなどで音声操作できるようにするのがオススメです。
設定が面倒
学習リモコンの設定については2段階の面倒が生じます。
初期設定の操作自体はアプリの指示に従って進めていけば簡単なのですが、初回にいきなりファームウェアアップデートが入ります。
その時に、いくら待ってもアップデートが完了しないという事象が発生することがあります。
また、その後学習リモコンを使おうとしても「画面が切り替わらずに使えない」ということも発生しています。
レビューでもこのような事象が報告されており、私も再起動して始めから設定し直してようやく使えるようになりました。

各種家電の操作を学習リモコンに割り振ることができるのですが、この設定がなかなかうまくいきません。
①何が原因で割り振れないのかがわからない
②先にSwitchBotハブの設定を変更する必要がある
など、思うような設定がなかなかできません。

アプリ上で使えるリモコンは簡単に連携できるのですが、それだけであればアプリからの操作が便利です。
学習リモコンを活用できる人
あまり使えるシーンがないことをここまでで説明してきましたが、生活環境によっては活用の余地があります。それは、
- 音声アシスタントを使っていない
- 二人以上で暮らしている
- 家電の主要機能しか使わない
この3つ共に該当する人はメリットがあります。
音声アシスタントを使っていない
音声アシスタントがあるのであれば、学習リモコンでやりたい操作はほとんど声で対応可能です。
私のオススメは音声アシスタントを導入することです。しかし、音声アシスタントを導入できないという人は学習リモコンを活用できるでしょう。
二人以上で暮らしている
一人暮らしであれば、アプリから操作すれば問題ありません。
家電の主要機能しか使わない
SwitchBot学習リモコンでは家電付属リモコンの一部機能しか使えません。とはいえ、主要な機能(音量を変える。チャンネルを変えるなど)は使えるので、それで十分という方にとってはメリットがあります。
今使っている家電付属リモコンを全てSwitchBot学習リモコンに集約して、リビングのテーブルをすっきりさせることができます。
まとめ
新しく発売されたSwitchBot学習リモコンは買うのを待った方がいいでしょう。理由は以下の通りです。
- 対応デバイスがまだ少ない
- 家電付属リモコンの一部機能しか使えない
- 声で操作する方が楽
- 設定が面倒
まだ音声アシスタントを導入していない人は、SwitchBot学習リモコンよりも前にそっちを対応させるのがオススメです。