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「ベッドから一切動かずに生活したい」
「自分の指示で動いてくれる専用の執事が欲しい」
一人暮らしであれば誰しもがそういう考えを持ったことがあると思います。
この記事では、自室を簡単にスマートホーム化してあらゆる操作を自動でやってもらう方法を紹介していきます。
筆者はかれこれ4年以上自宅の自動化に取り組んでいますが、始めたキッカケは一人暮らしで家事が面倒だったからです。
一人暮らしならではの面倒なポイントをいかに解決するかを紹介していくので、ぜひ最後まで読んで購入の参考にしてください。

この記事はこんな方におすすめです。
・一人暮らし
・家事が面倒で自由な時間が欲しい
・自分の指示で動いてくれる執事が欲しい
それでは本編に参ります。
自宅で消費する時間
家事
一人暮らしの場合、家事は自分一人でおこなう必要がありその分時間がかかってしまいます。
誰かが自分の代わりに家事をしてくれるのであればこれ以上楽なことはありません。
しかし、それには高いお金がかかることも事実。
例えば、家事を代行業者や家電の機能で代わりにやってもらおうと思うと次のような費用が発生します。
※一人暮らしの想定で概算
- 家事代行:15,000円〜 (1回あたり)
- 全自動ドラム式洗濯乾燥機:100,000円〜
- 全自動食器洗い乾燥機:30,000円〜
- ロボット掃除機:30,000円〜
- 自動調理器:30,000円〜
家事を代わりにやってもらえると多くの自由な時間ができますが、気軽には手を出せないものも多いです。
家事に及ばない小さな作業
一方で、料理・洗濯・掃除などメインの家事には及ばない小さな作業も意外と多くあります。
- エアコンを付ける、温度設定を変更する
- テレビを付ける、音量を上げる
- 照明を付ける、消す
- カーテンを開ける
- 玄関の鍵を開ける
- お風呂の準備をする
- コーヒーをいれる
一つ一つはあまり時間がかかりませんが、毎日何回もおこなうので地味に面倒です。

私は学生時代、定位置から立ち上がることを「運動」と呼んで誤魔化していました。
しかし、地味に面倒なこれらの作業は全て自動化できます!
自動化の方法
では、あまりお金をかけずに自動化するにはどうすればいいでしょうか。
それは、スマートホーム化するためのデバイスを導入することです。
5,000円程度から始められて、10,000円もあれば声の指示で多くの家電を操作できるようになります。

自分専用の執事がついた気分で、とっても快適になりますよ
スマートホーム化のデバイスといっても数多くの種類があるので、ここからは実際に使ってみてのオススメを紹介していきます。
すぐ、安く始められる自動化
一番最初はスマートリモコンの導入がオススメです。
スマートリモコンを使うと、赤外線リモコンで操作するタイプの家電をスマホのアプリから操作できるようになります。
なので家電のリモコンが離れた場所にあっても、スマホさえ手元にあればその場から動かずに
- テレビのチャンネルを変える
- エアコンを付ける
といったことができます。
また、遠隔操作にも対応しているので、外出先から自宅のエアコンをつけておけば「家に着く頃には涼しい部屋が出来上がっている」なんてこともできます。
スマートリモコンはSwitchBotハブとNature remoの2つが有名です。
SwitchBotハブもNature remoも、センサーの有無や連携デバイスの多さによってエントリーモデルからフラッグシップモデルまで発売されています。
「安く済ませたいけどある程度の機能も欲しい」という方にはNature remo mini 2がオススメです。
エントリーとフラッグシップの中間モデルとなっていて、値段は抑え目ですが温度センサーが付いているので
朝寒い場合はエアコンをONにしてくれる
など温度を条件にした設定が可能になります。
さらに詳しく比較したいという方は以下の記事を参考にしてください。
コスパ最強、声で操作
さらに一人暮らしの自宅を自動化して快適な生活を送りたいのであれば、スマートリモコンに加えて音声アシスタントの導入がオススメ
音声アシスタントとは、AlexaやGoogle home, Siriといった声に反応して返答してくれるものです。
音声アシスタントとスマートリモコンを繋げることで、家電を声で操作できるようになります。
「アレクサ、エアコンつけて」 と言えばエアコンがONになり、
「アレクサ、照明消して」 と言えば照明がOFFになります。

スマホを操作することすら不要なので、グッと快適さが上がります
料理中や荷物を持っているといった手を離せない時でも操作できて非常に便利です。
個人的にはスマートリモコンと音声アシスタントの組み合わせが一番コスパがよかったと感じています。
さらに、Alexaを使って“定型アクション”を設定すればさらに快適になります。
定型アクションは、複数のアクションをまとめて実行してくれるというものです。
例えば、実行条件を「アレクサ、おはよう」と言った時に設定して
- おはようの返事をする
- 照明をONにする
- 朝のニュースを読み上げる
- テレビをONにする
といったアクションを連続でしてくれます。
自由にアクションを組み合わせることで非常に便利になります。
オススメの定型アクションを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
カーテンも鍵も、お風呂も自動化
ここまででリモコンで使える家電の自動化を紹介してきました。
ここからは、スマートホームデバイスを導入して家電以外も自動化する方法を紹介します。
スマートホームデバイスは、特定の作業に特化したデバイスです。
例えば次のようなことができるデバイスが発売されています。
- カーテンを開け閉めする
- 鍵を開け閉めする
- ボタンを押す
ただし、スマートホームデバイスの操作には先ほど紹介したスマートリモコンとスマホのアプリが必要になるのでご注意ください。
スマートカーテンのデバイスをカーテンレールに取り付けることでカーテンを自動で開け閉めできるようになります。
朝起きたい時間にカーテンが開くように設定しておけば朝日を浴びて気持ちよく目覚められますよ。
スマートロックを導入すればスマホのアプリから解錠できるので、鍵を持ち歩く必要がなくなります。
また、スマホの位置情報から家に帰ってきたことを感知して自動で鍵を開けることも可能なので、買い物などで両手が塞がっていても楽々部屋に入ることができます。
指ロボットはその名の通り、指で押すというシンプルな動作をしてくれるロボットです。
機能は単純ですが活用の幅がとても広いのが特徴です。
- 外出先から給湯器のボタンを押して帰宅後すぐにお風呂に
- 湿度が下がった時に加湿器の主電源を押して快適な湿度に
- 朝コーヒーマシンのボタンを自動で押して、起きてすぐにコーヒータイム
など、想像次第でいろんな使い道があります。
さらに自動化、応用編
ここまでの記事で
・スマートリモコンでスマホ操作や遠隔操作
・音声アシスタントとの組み合わせで声での操作
ができるようになりました。
さらに自動化したいという方向けに、声も不要で操作する方法があります。
それは、開閉センサーを使用することです。
開閉センサーを使えば、
- 家から外出する時に自動で家電をOFFにする
- 帰宅時に自動でライトをONにする
など、声での指示も不要でいろんな操作ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか
一人暮らしでは家事の負担も大きいため、小さなことから自動化して少しでも楽することが大事です。
「何ができるかはわかったけど、選択肢が多すぎて選べない!」
という方はまず、スマートリモコンの購入を検討してみてください。
これひとつで多くの家電を制御できるようになりますよ。