Nature Remo Lapisの欠点はこれ!メリット・デメリット全公開

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2024年6月、スマートリモコンを手掛ける日本のメーカー『Nature社』からNature Remo Lapisが新発売されました。

既存のNature Remo 3の基本機能を持ちつつ、快適な状態を保ちつつ節電することで財布にも環境にも優しいものとなっています。

今回はそのNature Remo Lapisを実際に使ってみてのレビューをお届けします。

いい点

  • 見た目がおしゃれ
  • 快適さを保ちながら節電してくれる
  • 熱中症対策になる

よくない点

  • コードがはみ出てしまう
  • 個人の快適さ適応に時間がかかる
  • 勝手にエアコンがつくことがある

開封~すべてが環境によさそう~

この箱に加えて最低限の緩衝材だけの状態で手元に届きます。この時点から過剰包装を抑えて環境に配慮していることがうかがえます。

箱には波打ったような凹凸が施されており、ざらっとした手触りも自然を感じます。

早速Nature Remo Lapisを開封していきます。

内容物はこの2つのみ。ACアダプターとUSB Type-Cケーブルが別途必要な点は注意が必要です。

私みたいに結構デバイスを買っている人はケーブルとかが余りがちなので、こんな感じに無駄を省いてくれるのは好感がもてます。

Lapis本体は石のような見た目と手触りですが、重量は28gと見た目と違って軽いです。

裏側にはUSB Type-C用の穴と、コードを通すためのくぼみがあります。

こんな感じに差し込めばキレイにコードがはまります。

ここの差し込み箇所が狭いので、ハマらない場合もあるかもしれません。サイズを小さくするためには仕方ないですが少し残念なポイント。

コードは見えてしまいますが、石のような見た目なのでインテリア的にもGood。

取扱説明書には古紙が使われていて環境フレンドリーなことが伺えます。

Lapisの機能~スマートリモコンに節電機能が追加~

基本機能はNature Remo 3に近い

Nature Remo LapisではNature Remo 3と近い機能を備えています。

項目Nature Remo
Lapis
Nature Remo
3
Nature Remo
mini 2 / Premium
Nature Remo
nano
定価¥7,980¥9,980¥5,480 / ¥5,980¥3,980
公式ページリンクリンクリンクリンク
接続端子Type-CType-CType-BType-C
赤外線リモコン機能
赤外線強度30畳30畳30畳 / 60畳10畳
スケジュール操作
位置情報
温度センサー
湿度センサー
人感/照度センサー
Matter機能
ディスプレイ
スマートロック連携
指ロボット連携
スマートカーテン連携
スマートスピーカー連携
Nature Remoの比較(LINKより引用)

なので、赤外線リモコンと連携させて家電を遠隔操作したり、温度湿度をトリガーにデバイスをON/OFFするといったことが可能です。

ただし、Lapisには人感センサーと照度センサーがない点はNature Remo 3と異なるのでご注意ください。

Lapisならではの節電機能

基本的な機能はNature Remo 3と同じですが、大きく異なるのが節電機能です。

節電強度は以下の3つから選べるようです。

  • 快適性重視
  • バランス重視
  • 節電重視

まずは試しにバランス重視でやってみたところ、時々エアコンの温度設定が自動で変わり大体27℃前後をキープしてくれました。

この設定による節電効果はNatureアプリ上で以下のように金額換算で確認できます。

昨日は夕方からLapisを使い始めて12円分の節約だったので、1日使えばさらなる節電効果が見込めそうです。

効果が目に見えると節電意識も環境貢献意識も高まりますね

※注意点※

エアコン付属のリモコンでエアコンをOFFにした場合、その後LapisがエアコンをONにしてしまうことがあります。

これは、LapisがエアコンOFFを認識できておらず、節電機能で設定温度を勝手に操作することが原因です(温度操作でエアコンがONになる)。

Lapisから操作することでこの問題を回避できます。

熱中症対策も可能に

Lapisでは熱中症アラートを表示する設定にできるので、「エアコンをつけ忘れて熱中症になってしまった」といった事態を防ぐことができます。

Lapisの温度/湿度の情報をもとに暑さ指数(WBGT)を算出し、以下の3段階で通知してくれます。

  • 警戒
  • 厳重警戒
  • 危険

(WBGTの詳しい情報については環境省HPにて知ることができます)

通知はこんな感じです。

厳重警戒の通知が来たときは外出中だったので、帰宅前にエアコンを遠隔操作して熱中症対策ができました。

Lapisの欠点

個人の快適さに適応するのに時間がかかる

Lapisは室内の環境を見て快適性をキープしながら節電してくれます。でも、その『快適性』って人によって違ってきますよね。

私の場合は初期設定だと少し暑く感じてしまいました。

そんなときは、アプリから快適性がどうだったかを回答することで個人の快適さに合わせてくれます。

適応してくれるのに少し時間がかかってしまいますが、Lapisを育てる気持ちで回答していくしかないですね。

コードがはまりにくい

Nature Remo Lapisは写真の通りコード差し込み部分が狭くなっています。

コードは付属していないので、うまくハマるコードを持っていない場合は追加で購入が必要になってしまいます。

勝手にエアコンがつく場合がある

これは節電と真逆なのでなんとかして欲しいポイントです。

節電機能詳細の中で注意点として紹介しましたが、エアコンを切る時にうっかりエアコン付属のリモコンから切ってしまうと生じる現象です。

Lapisは自動で温度調整機能がついているのですが、エアコンがOFFになっていることに気づかず温度変更操作(エアコンがONになる)をしてしまいます。

電気代を無駄にしたこと数回。今は全てLapisから操作することで回避しています。

(2025/01/25追記)

いつの間にか「消し忘れアラート」なるものがアプリに追加されていました!スマホの位置情報を元に、エアコンを消し忘れていたら通知してくれるというものです。

もっと早くにこの機能に気づいていれば…通知が来たらアプリからエアコンをOFFにするだけなので簡単に消し忘れを防止できますね。

Nature Remo Lapisのまとめ

いい点

  • 見た目がおしゃれ
  • 快適さを保ちながら節電してくれる
  • 熱中症対策になる

よくない点

  • コードがはみ出てしまう
  • 個人の快適さ適応するのに時間がかかる
  • 勝手にエアコンがつくことがある

この記事では実際にNature Remo Lapisを使ってみてのレビューをお届けしました。

快適な設定を保ってくれるまで少し時間がかかるというデメリットがありますが、特に苦労なく節電と環境貢献ができるのは気持ちいいものがあります。

個人的にNature Remo 3の値段を払うならLapisにして節電もできた方がお得に感じました。

人感センサーと照度センサーはLapisにないので、そこの使用用途が明確でない人はLapisがオススメです。

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