はじめまして、タイパラボ-タイムパフォーマンス研究所-を運営しているアリスク -ARISSK- と申します。
現在は本業で大手化粧品会社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する部署で、業務効率化や質向上に向けて改革を進めています。
そのかたわら、
多くの人のちょっとした生活の面倒をデジタル技術を使って改善(自動化)し、少しでも皆さんのタイムパフォーマンスを向上したい!
という思いでこのブログを書いています。
このブログの位置付け
タイパラボ -タイムパフォーマンス研究所- では、みなさんの日々の生活で面倒な作業を少しでも減らすことをコンセプトに、その方法を紹介します。
- スマートホーム化の方法や便利な使い方紹介
- スマートホームデバイスや音声アシスタントの紹介
- 家電やガジェットの紹介
など、少しでも日々の生活を快適にしたい!という方に向けて発信していきます。
このブログを読んだ方が、
「浮いた時間でやりたかったことができた!」
と言える助けになればと思います。
ここからは管理人について少し自己紹介させてください。
デジタルに疎かった私が自動化にはまった理由
デジタルに対する印象が180度変わった大学時代
私は大学時代に化学と生物を専攻していて、パソコンや機械といったデジタル技術にほとんど関わっていませんでした。
使っていたのはパソコンのエクセルやメールと、測定機器の本当に必要最低限の機能くらい
なので当時はどちらかというとデジタルが苦手な部類でした。
しかしある時転機が訪れます。
それはスマホにインストールしたたった一つのアプリ
よくあるガチャでキャラクターを引いて育てて、スコアを競う というものです。
そのアプリでは、属性や特技・特性などいろんな因子が複雑に絡み合っているので、どういった構成が最適解か導き出すのが非常に困難でした。
「どうしてもランクを上げたい!」
そんな思いでどうやれば最適解を導き出せるか調べる日々。
その結果たどり着いたのが、エクセルVBAでした。
エクセルVBAは、エクセルの操作を複雑な条件を設定・自動で動かせるというものです。
この時私は初めてデジタル技術による自動化の恩恵を受けました。
「やろうと思えばなんでもできるみたいだし、これを極めれば楽ができるのでは!?」
これが私が自動化にハマったキッカケです。
ちなみにアプリの方はある程度ランクが上がりましたが、最終的には単純に課金力が足らないという結論に至りました。
好きこそものの上手なれ
自動化にハマった私ですが、その時すでに修士2回生。
大手化粧品会社への就職も決まっていて、デジタルの道に進むことはありませんでした。
そこで本業の化粧品開発をするかたわら、独学でプログラミングを学び始めました。
突然ですが、みなさんはピタゴラスイッチをご存知ですか?
ボールやドミノなどがうまく並べられていて、最初に指一本で少し力を加えるだけでそれらが勝手に連鎖反応で繋がっていく
最後にピタゴラスイッチの旗が上がって、「ピタ・ゴラ・スイッ・チ♩」と音楽が流れて終了
という超有名なアレです。
見ているだけで楽しいピタゴラスイッチですが、プログラミングなどの自動化もこれと近い感覚を私は持っています。
自分でコードに記載した命令が、スタートボタンひとつ押すだけで連鎖反応を起こして結果を出力してくれる。
これがピタゴラスイッチ並に心地よくて仕方なかったんですね。
- 自動化してくれて楽になれるから好き
- そもそも自動化に至るまでのプロセスもピタゴラスイッチ的で好き
という、私にとって過程も結果もいいとこづくめなのが自動化なのです。
ブログでの発信に至ったキッカケ
ここまでご紹介してきたように、自動化は自分の生活を楽にしてくれる非常に有益なツールです。
今では自宅はできる限り自分の手を使わずにいろいろなものを操作できるよう自動化しています。
- 朝起きたらカーテンが自動で開く
- 暗くなってきたら自動でライトがつく
- 声でテレビを操作できる
- 帰宅時、家に近づいたら自動で鍵が開く
- 特定の温度・湿度条件でエアコンと加湿器が自動でつく
在宅ワークの日は、ほとんどデスクから動かずに済みます。
お金持ちの人はお手伝いさんにやってもらっているであろうことを、普通のサラリーマン家庭でも実現できるのです。
しかし、友人や会社の同僚と話していると、「生活を楽にしたい思いはある」という一方で、
- やり方がわからない
- 調べるのは面倒だからやらない
- デジタルに疎いからできない
という理由で毎日面倒な作業を我慢して受け入れている状況でした。
確かに2017年くらいまでは自動化には知識が必要でした。
プログラミングを勉強し、それを機械にインストールして設置するなど、ハードルが高かったのも事実です。
しかし、今やスマホさえ持っていたら説明書を読まずとも自動化できるデバイスが数多く発売されています。
例えばスマートリモコンという、テレビやエアコンといったあらゆるリモコンの操作をおこなってくれるデバイスがあります。
スマートリモコンで何ができるの?Nature RemoとSwitchBot両方試した筆者が比較・解説新しい家電のリモコンを登録する時におこなう操作は、
”スマートリモコンの近くで家電のリモコンのボタンを1つ押す”
これだけです。
これだけで、以下の画像のようなリモコン画面がアプリ上に自動で生成されて、普通のリモコンと同じように操作できるようになります。
なので、今やデジタルに疎いというのはほとんどハードルにならない状況まで来ています。
あとは、そもそも何をできるか知らなければ自動化のしようがないので、その情報をいかにキャッチするかだけです。
こういった考えのもと、みなさんが自動化の情報をキャッチできる手段のひとつとして、ブログでの発信を始めました。
目指す世界
私は、自動化によって多くの人のタイムパフォーマンスを向上させ、私にはできないような新しい価値を生み出してくれる世界にしたいと考えています。
というのも、昔こんな体験をしたことがあるからです。
今の会社でイノベーティブな製品を多く生み出しているすごい先輩がいます。
しかし、その人は本当にデジタルに疎く、パソコンの操作や書類作成に多くの時間をかけていました。
そういったものを自動化できていたら、浮いた時間であの製品もこの製品も発売できていたかもしれない。
どれほどの価値が消えてしまったかを考えると、非常に残念な気持ちになると同時に、私にもできることがあるんじゃないかと考えるに至りました。
私は、イノベーティブな製品を生み出すことも、食べた人を喜ばせるような料理を作ることも、住んだ人が笑顔になるような家を建てることもできません。
できることは、みなさんの生活で面倒なことを自動化するくらい(あとは化粧品を作るくらい)。
でも、自動化して生まれた時間によって
- みなさんが何かしら価値を生み出して、誰かを笑顔にする
- みなさん自身がより幸せな時間を送る
といったことができれば、私個人だと到底生み出せないような価値づくりに貢献できたことになります。
そして、私が最初に一押ししたことがキッカケで、誰かを笑顔にする連鎖が周り回って私も笑顔になるような幸せが届けばいいなと願っています。
ここもピタゴラスイッチ的な考えですね(笑)
終わりに
まだまだブログでの発信も始めたばかりで至らぬ点もありますが、みなさんの生活がより豊かになるよう発信を続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。