集中力を上げたい人必見!CO2センサー付き温湿度計の活用術

※本記事は広告を含みます

 

「空気を定期的に換気した方がいいって聞くけどいつ換気するのがいいの?」

「閉め切った部屋で仕事をしているとだんだん眠くなってしまうんだよな…」

在宅での作業が増えた昨今、こんな悩みを抱えることがありますよね。私は冬場の暖房がついた部屋で仕事をしようものならすぐに眠くなっていました。

なんとなく(暖かいからかなー)と思っていましたが、二酸化炭素(CO2)濃度をモニタリングして定期的に窓を開けるようになってからはかなり集中力が持続するようになりました。

SwitchBotのCO2センサーを使っていろいろ試してみたので、集中力を上げたい方に向けて機能やオススメの使い方を紹介します。

 
 

この記事はこんな方におすすめです。

・仕事や勉強をしていると眠くなってくる方

・部屋の環境をもっと快適にしたい方

・特に冬場の換気タイミングを把握して対処したい方

それでは本編に参ります。

「自室で集中できない!」それ、空気環境のせいかも

快適に過ごせる温湿度

人間か快適に過ごせる温湿度は以下のように言われています。

快適な温度について

一般的な室内の適温は、季節によって違います。
夏だと、温度は25度〜28度、湿度は45%〜60%です。
冬は、温度は18度〜22度、湿度は55%〜65%です。

夏と冬では、7度ほど気温の差があることから、季節に関係なく一定の温度を保てればいいというわけではありません。

(引用:栗本建築HP

なので、現在の部屋の気温と湿度を測定して、その時々の状態に適した対応を取ることが重要です。

快適に過ごせるCO2濃度

大気中には通常400ppm(0.04%)程度の二酸化炭素(CO2)が含まれています。このCO2濃度による体調への影響は以下のように言われています。

二酸化炭素濃度が上昇すると、約1,000ppmで20%程度の人が不快感、眠気を感じ、2000ppmでは大部分の人が不快感、頭痛、めまいや吐き気を発症します。

(引用:PST ジャパンHP

8畳ほどの密閉したリビングで2人が生活していれば30分から1時間程度で1000ppmを超え始めます。

隙間風が入る築34年の我が家でこんな状況なので、気密性の高い家だともっと早くCO2濃度が上がるかも

空気環境をよくしたいならCO2センサー付きの温湿度計がおすすめ

温湿度についてはエアコンと加湿器/除湿機に任せておけばいい感じにしてくれるのであまり気にする必要はありません。

一方で、CO2濃度は空気を換気しないと適切な値にならないため、しっかりと測定して窓を開けたり換気扇を回したりといった対応が必要になります。

最近は空気清浄機にCO2センサーが搭載されているものもありますが、そういった製品をお持ちでなければCO2センサー付きの温湿度計を準備するのがおすすめです。

SwitchBot CO2センサーを使ってみて

いい点

  • 数値だけじゃなく色で直感的に空気の状態がわかる
  • 電池 / USB-Cどちらも使える
  • 温湿度計の機能もあってこれひとつで空気の状態が全てわかる
  • アレクサやスマホアプリと連携して空気の状態に応じて自動化ができる

よくない点

  • 電池給電の場合CO2濃度は30分間隔で測定
  • 自動化トリガーのCO2最大値が2000ppm
  • 窓を開けるのは結局人の手なので自動化できる範囲が限定的

機能

SwitchBot CO2センサーの機能
  • 天気予報の表示
  • カレンダー機能(月日、時刻の表示)
  • CO2濃度(ppm)と重篤度の色表示
  • CO2測定タイミングの表示
  • 快適度(DRY / COMFORT / WET)の表示
  • 室内の温度 / 湿度の表示
  • アラート機能(警告音 / 画面表示 / アプリ通知)

外観・形状

SwitchBot CO2センサーは「本体」「USB-Cコード」「取扱説明書」が内容物に入っています(電池は付属していませんでした)。

サイズはちょうど手のひら大。

デスクに置くとこんな感じになります。

裏面には穴も空いているので吊り下げることも可能です。

サイズはちょうど手のひら大。他の温湿度計やCO2センサーに比べると少し大きい気もしますが、デスクに置いてみると意外と馴染んでくれました。

測定精度

CO2濃度の測定にはNDIR方式を用いており、測定誤差が±50ppmなのでかなり正確に測定してくれます。

給電方式は電池とUSB-Cの2種類

給電方法は電池とUSB-Cの2種類対応しています。下表にそれぞれの特徴をまとめました。

項目電池USB-C
CO2濃度測定頻度30分ごと1分ごと
持続期間約1年間接続している限り持続
電源コード不要でスッキリ必要で邪魔になることも
コスト単三電池2本電気代

電池給電の場合、電源不要でどこでも置けるので気軽に持ち運ぶことができます。一方USB給電では1分ごとにCO2濃度を測定してくれるのが強みで、環境の変化に即座に対応できます。

アラートの設定範囲

アラートの設定範囲は400~2000ppmです。画像のように設定した場合、測定値が1000から2000ppmの間になるとスマホに通知が来ます。

また、これとは別にオートメーションの設定もできるので、「CO2濃度が1000ppmを超えたらサーキュレーターを回す」といったこともできます。

ガスファンヒーターなどを使われている方はすぐに2000ppmを超えてしまうのでうまく活用できないというレビューもあるので、そういったヒーターを使用されている方はお気をつけください。

SwitchBot CO2センサーのオススメの使い方3選

アラートや通知を確認して換気

SwitchBot CO2センサーはCO2濃度が一定ラインを超えた際に以下の方法で教えてくれます。

SwitchBot CO2センサーのアラート機能
  • 警告音
  • 本体画面の明滅
  • スマホアプリの通知
  • アレクサのアナウンス(アレクサと連携している場合)

これらのアラートが出た際は換気ができていない状態なので数分間窓を開けるなど換気をしましょう。

アラートの条件はアプリから簡単に設定できるので、自分の集中力がどれくらいから落ちてくるかによって値を変えてもいいです。

学校や塾みたいに人が集まる&集中力が必要な場所には導入してくれてたらよかったなと、昔を思い返してしまいます(冬場は特に眠いことが多かったので)

他のスマートホーム製品と連携して換気扇を回す

窓を開けるのはCO2濃度を下げるシンプルな手段ですが、手動でおこなう必要があります。もっと楽をしたいならやっぱりそこも自動化したい!という方へ

指ロボットと連携して換気扇を回す方法がオススメです。

この指ロボットを換気扇の入/切ボタンに設置して、CO2センサーが特定の値を超えたら換気扇がONになるように設定すれば自動で換気ができます。

5分経ったらOFFにするなど設定することもできるので寒くなる前に換気扇を止めるなど自由に設定できます。

車に置いて眠くなる前に換気

車を運転していると急に眠気が襲ってくる場合がありますが、車内のCO2濃度が上がっているせいかもしれません。

SwtichBot CO2センサーを車内に置いてアラートが鳴る設定にすれば、眠気を感じる前に窓を開けるなど対策ができます。

眠くなったら窓を開けるという方法では事故の危険性が高まるので、先手を打てるという意味でもいいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか

SwitchBot CO2センサーには温湿度計もついているので、SwitchBotハブミニで温度/湿度をトリガーにできていないという方には特に試してほしい製品です。

サーキュレーターとも相性がいい製品なので、組み合わせることもオススメです。

ちなみに、最近気づいたのですがコロナやインフルエンザ予防で換気する指標にもなって便利です。

集中力が必要ない時でも予防のために換気するようになりました。

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