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「カーテンを自動化するといいって聞いたけど、何種類もあって迷ってしまう」
「いいのはわかるけどデメリットもあるんじゃないの?」
そう感じたことはありませんか?
この記事では、日本で有名なスマートカーテン(mornin’ plus, SwitchBot, +Style)を比較・紹介していきます。
3種類とも実際に試したからこそわかる製品ごとのデメリットや注意すべき点もまとめているので、ぜひ最後まで読んで購入の参考にしてください。
この記事はこんな方におすすめです。
・カーテンを自動化したい
・どのスマートカーテンを買えばいいか迷っている
・オススメのスマートカーテンを教えて欲しい
筆者は6年前に最初のスマートカーテンを購入し、今も現役でスマートカーテンを使い続けている経験から実感を込めてお伝えします。
それでは本編に参ります。
カーテンの自動化メリットってなに?
カーテンを開け閉めするその行為自体はそんなに大変でもありません。しかし、いちいち立ってカーテンまで移動したり、毎日全部の部屋のカーテンを開け閉めするとなると意外と面倒ですよね。
スマートカーテンを取り付けることでそんな日々の面倒を解消することができます。
カーテンを自動化すると次のようなメリットが得られます。
- 寝ころんだままでもスマホで遠隔操作できる
- 毎朝6時にカーテンを自動で開けて快適に目覚められる
- 「カーテンを開けて」と言うだけで開閉できる※
※声での操作にはアレクサなどの音声アシスタントが必要です。
スマートカーテン製品
今あるカーテンを自動化するには、スマートカーテンのデバイスが必要です。
ですがスマートカーテンデバイスは種類が多く、どれを買えばいいのか判断が難しいです。
そこで!日本で発売されているスマートカーテンデバイスに絞って特徴を比較紹介していきます。
比較してくのは以下の3つ
日本企業であるROBIT社が提供する国産の製品です。
2016年にmornin’ plusの先駆けとなるmorninを発売し、カーテン自動化の先駆けとなりました。
SwitchBot社が提供するスマートデバイスの一つ
SwitchBotハブと連携していろいろな条件で作動させることができます。
+Style社が提供している製品です。カーテンレールの負荷を低減させる細かな気遣いが嬉しい製品です。
各種機能の比較
ここからは、mornin’ plus, SwitchBot, +Styleそれぞれのスマートカーテンを比較・紹介していきます。
項目 | mornin’ plus | SwitchBot | +Style |
---|---|---|---|
値段 (2023年12月時点) | 7,600円 | 8,980円 | 6,980円 |
対応するカーテンの種類 | △ U型/角型のみ | ◯ | ◯ |
スマホでのリモコン操作 | ◯ | ◯ | ◯ |
スケジュール設定 | ◯ | ◯ | ◯ |
静音性 | ◯ | △ | △ |
手動での開閉 | ◯ | ◎ | ◯ |
バッテリーの持続性 | 単三電池3本 5カ月 | USB-Cで充電 8カ月 | 単三電池3本 8カ月 |
スマートカーテンのデバイスは、カーテンレールに取り付ける必要があります。
なので、カーテンのレールに対応したデバイスを選ぶことが非常に重要です!
カーテンレールは【機能性レール】と【装飾性レール】の2つに分けられます。
機能性レールはその名の通り機能に特化したレールです。
大きく分けて吊り下げるタイプと、挟み込むタイプの2種類があります。
下図は吊り下げるタイプで、形によってU型や角型と呼ばれます。
こちらは挟み込むタイプで、横から見るとエのように見えるためI型と呼ばれます。
装飾性レールは見た目のキレイさを重視したレールです。
写真のようにポールにリングが通っているもの(ドレープカーテン)が多いですが、以下のような種類があります。
- ドレープカーテン
- グロメットトップカーテン
- タブトップカーテン
- バックタブトップカーテン
各種カーテンへのスマートカーテンデバイス取り付け可否について下表にまとめました。
カーテンレールの種類 | mornin’ plus | SwitchBot U型/角型タイプ | SwitchBot I 型タイプ | SwitchBot ポールタイプ | +Style |
---|---|---|---|---|---|
機能性レール (U型/角型) | ◯ | ◯ | ー | ー | ◯ |
機能性レール ( エ型) | ー | ー | ◯ | ー | ◯ |
装飾性レール (ドレープカーテン) | ー | ー | ー | ◯ | ◯ |
装飾性レール (ドレープカーテン以外) | ー | ー | ー | ◯ | △ |
mornin’ plusはU型/角型にしか対応していませんが、ワンタッチで簡単に取り付けられるメリットがあります。
これは特許を取得した技術で他社にはない機能なので、取り付けを簡単にしたいという方に特にオススメです。
SwitchiBotは「角型/U型タイプ」「I 型タイプ」「ポールタイプ」の3種類が発売されています。
「ポールタイプ」はさまざまな装飾性レールに対応できるアイテムが同梱されています。
なのでドレープカーテンはもちろん、それ以外の装飾性レールでもうまく作動させることができます。
また、ポール境目の段差が大きい場合でも問題なく超えられるよう、段差を緩やかにするパーツも入っています。
※左から時計回りに、(バック)タブトップカーテン用のクリップ、伸縮式ポールの段差補正パーツ、グロメットトップカーテンの補強パーツ
多くのカーテンに対応できるので、装飾性レールを使っている人はSwitchBotのポールタイプがオススメです。
(2024/04/07追記:上記画像はSwitchBotカーテン2のものですが、最新のSwitchBotカーテン3も各種装飾性レールに合わせるためのアイテムが同梱されています)
+Styleは機能性レールにも装飾性レールにも対応しており、カーテンを買い替えたり引っ越したりする可能性がある人はこちらがオススメです。
下の画像のアタッチメントが左から順に、
- 装飾性レール(ドレープカーテン)
- 機能性レール(エ型)
- 機能性レール(U型/角型)
に対応しています。
ただし、SwitchBotのように装飾性レール用のアイテムが豊富ではないのでドレープカーテン以外は動きにくい点に要注意です。
「スマートカーテンの開閉音ってうるさくないの?」
という疑問にお答えして、実際に使ってみての静音性を比較しました(それぞれ最も音が出にくい設定で使用)。
その結果がこちら
音が大きめ:SwitchBot > +Style > mornin’ plus:静か
SwitchBotはキッチンの換気扇、mornin’ plusは24時間稼働の換気扇くらいの音が出ます。
SwitchBotはパワーがあって動作が早いですが、その分音が大きめに感じました(静音モードもありますがあまり変わらず)。
mornin’ plusは設定を変えることでゆっくり開けることができますが、それでもある程度の音がでます。
慣れればあまり気にならないですが、敏感な方は要注意です。
いくらアプリや声でカーテンを操作できるとはいっても、たまに手動でカーテンを開けたくなることがあると思います。
mornin’ plusは付けたままでも、付けていない時と同様に手動での開閉が可能です。
また、SwitchBotと+Styleにはタッチ&ゴーという機能が付いています。
タッチ&ゴーは、カーテンを少し引けばあとは自動で所定の位置まで開け閉めしてくれる機能です。
SwitchBot限定ですが、両開きに設定している場合どちらか片方だけでも引けば両方同時に開閉してくれます。
+Styleは実際試してみても反応しないことが多かったので少し評価を下げています。
しっかりとデバイスが動くくらいカーテンを引けば+Styleも反応してくれました。
ふとカーテンを開けたくなった時など、地味にうれしい機能です。
オススメのスマートカーテンを紹介
ここまでで各種スマートカーテンの機能を比較してきました。
ここからはどのスマートカーテンが、どういった人にオススメかをお伝えしたいと思います。
上から順に重要度が高いので、順に読んでいくと判断しやすいです。
それは、カーテンレールの種類を確認することです。
カーテンレールと合わないデバイスを購入してしまった場合、設置することすらできないのでしっかりと確認しましょう。
「対応するカーテンの種類」で取り上げた比較表をもう一度掲載します。
カーテンレールの種類 | mornin’ plus | SwitchBot U型/角型タイプ | SwitchBot I 型タイプ | SwitchBot ポールタイプ | +Style |
---|---|---|---|---|---|
機能性レール (U型/角型) | ◯ | ◯ | ー | ー | ◯ |
機能性レール ( エ型) | ー | ー | ◯ | ー | ◯ |
装飾性レール (ドレープカーテン) | ー | ー | ー | ◯ | ◯ |
装飾性レール (ドレープカーテン以外) | ー | ー | ー | ◯ | △ |
スマートカーテンごとに信号をやり取りするスマートリモコンが必要になります。
mornin’ plus >> Nature Remo 3(3以外のminiやnanoは対応していないので要注意です)
SwitchBot >> SwitchBotハブ
+Style >> +Style WiFi 接続ユニット
いずれかの機器を持っていて買い足したくない!
という人はそれぞれに合ったデバイスを選んでください。
【mornin’ plus】がオススメ!
なによりもワンタッチで設置できるストレスのなさと、アプリの見やすさがポイントです。
【SwitchBot】がオススメ!
機能が充実しており、紹介した中では一番スムーズに動く点がポイントです。
開くスピードも速いのでストレスなく使えます。
【SwitchBot】がオススメ!
SwitchBotのタッチ&ゴーは一度使うとその快適さを忘れられません。
日々の小さな時短に貢献してくれること間違いなしです。
【+Style】がオススメ!
なんといっても色んなカーテンレールに対応できるアタッチメントを同封されていることがポイント。
これさえあればほとんどのカーテンレールで使うことができるので買い替える必要がありません。
【+Style】がオススメ!
スマートカーテンでカーテンを開けきったままにすると、カーテンランナーがぎゅっと圧迫された状態になってしまいます。
しかし、+Styleではカーテンを開けきった後に少しだけ逆方向に動く機能が付いています。
これによってカーテンランナーが圧迫状態から解放されるので、かかる負荷を軽減することができます。
気の利いた地味にうれしい機能ですね
スマートカーテンの比較まとめ
いかがでしたでしょうか
この記事では3種類のスマートカーテンについて体験も踏まえ比較とオススメをまとめました。
ぜひあなたにピッタリのデバイスを見つけて、生活をより豊かにしてください。
mornin’ plusは、カーテンレールの自動昇降機能があり、カーテンの開け閉めの時間に加えて、カーテンレールを自動昇降させる時間も追加にはなりますが、手動で開け閉めできる状態にすることもできますよ。
あむろさん、コメントありがとうございます。
いただいた情報をもとに確認し、記載内容を更新しました。